Salix ヤナギ

ヤナギの樹皮はディオスコリデス(AD1世紀)にも鎮痛、解熱剤として記述されている。ヤナギ属から採れるサルチル酸はアスピリンの主成分となった、北米先住民は数種類を使用し、発汗による解熱に樹皮の強いお茶を飲んでいた。また、ヤナギはかつて悲しみの象徴とされ、愛する者に見捨てられた者がその冠を身につけた。(10.5cm×15.2cm)



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Akimoto Sumiko's Etching Gallery