Papaver ケシ

エジプトでは紀元前1552年のパピルス文書に、ケシの薬効が見られる。現存する最古の薬物誌ディオスコリデス(AD1世紀)もアヘンの製造法、催眠性、有毒性にふれる。アヘン用のケシの花は白色が有名。緑色の未熟な果実に傷をつけると乳液が出る。これを集めて乾燥したものがアヘンである。(10.5cm×15.7cm)



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Akimoto Sumiko's Etching Gallery